宮嶋研究室
 

ゼミ紹介

学生による山県市調査(2)

 2014年8月中旬、山県市の2つの児童館を学生たちが訪問しました。
 児童館は午前の部と午後の部に分かれており、訪問した時はお昼休みで子どもたちのいない時間でした。
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 写真のように子どもたちに人気な遊具は「ボールプール」。絵本の好きな子は一日中でも絵本の部屋にいるそうです。
 学生たちのレポートも立派?完成し、オープンキャンパスや大学祭で披露しました。

高富児童館~子どもの遊びの充実を

人間福祉学部 磯部

1,はじめに

 児童館とは、0歳から18歳未満までの児童のための福祉施設である。遊びは、人と人との関わり方やルールを学べるなど、子どもたちの発達に大切なものである。しかし、現代の子ども「遊ばない、遊べない、遊びを知らない、遊び場がない、遊ぶ時間がない」など多くの問題を抱えている。子どもたちに遊び場と遊びを提供し、遊びを通して子どもが心身ともに健やかに成長することを手伝うところである。

しかし、山県市では条例で中学生までが対象と決まっている。

2,高富児童館では

 高富児童館では、正午から午後1時までの間は清掃、整理のために休みとなっており、おもちゃの消毒などを行っている。児童館の館内は、1階と2階がありそれぞれ1階には学童、2階には幼児にと分けている。児童館のおもちゃの殆どは寄付や手作りである。高富児童館は、日曜日は休館だが子どもげんきはうすは日曜日ではなく月曜日が休館日となり、毎日どちらかは開館しているようになっている。

放課後指導クラブは、山県市全体で9校区あり高富児童館も行っている。

3,放課後児童クラブ

 山県市内の小学校に通学する1年生から4年生までの児童のうち、昼間保護者などの就労や疾病、介護などが月間15日以上でその状態が3か月以上継続し、家庭での生活指導が困難な児童が対象となっている。児童は授業が終わり次第直接児童館に来る。授業終了後、土曜日及び振替休日、春休み、夏休み、冬休み中に、保護者などに代わり児童の生活指導や遊びの促進などを行っている。将棋クラブ、パン教室、お菓子教室、伝承遊び、アレンジフラワー教室、といろおもちゃ作りなどの行事を行っている。

4,乳幼児

 保護者が同伴する就学前の乳幼児が対象となる。幼児の行事として、幼児サークル1、2歳児、絵本タイム、ふれあいタイム、絵本の貸し出し、おもちゃコンサルタントといろ、木のおもちゃ作り、おもちゃ病院がある。幼児サークル1、2歳児は、友達作りや親子のスキンシップを狙いとし、1年を通して行う。運動会ごっこ、クリスマス会、おやつ作りなどをして遊ぶ。絵本タイムは、人形やペープサートを使った読み聞かせなどがある。ふれあいタイムは、0歳児から参加でき、親子で手遊びやリズム遊びなどをして一緒に遊ぶ。おもちゃコンサルタントといろは、身近にある材料を使って親子で簡単に作れるおもちゃを作る。木のおもちゃ作りは、2種類の木のおもちゃから好きな方を作れる。木のおもちゃを磨いて色を塗り仕上げる。おもちゃ病院は、壊れたおもちゃの修理などを行う。物を大切にする心やエコ活動などを子供たちへ伝える機会となっている。

5,まとめ

 児童館に行って、遊びを通して人間関係やルールを学ぶことができると分かった。おもちゃの殆どは寄付や手作りによるものだと知りとても素晴らしいと思った。しかし、小学生と中学生との団体遊びができていないことや、「先生」と呼ばせていることは問題だと思った。また、親に愛されていない子どもが増えていることを知った。