宮嶋研究室
 

研究紹介

ナラティブ・アプローチ~生殖ケアの世界で浸透

2012年2月18日(土)の午後、日本生殖心理カウンセリング学会継続研修会が。
また、翌19日(日)、同学会第9回学術集会が、福岡県博多市内のホテルにて開催されました。
ayumi002.jpg 学会要旨集
今回の題材は、1つには「チームケア」があり、2つめに「ナラティブ・アプローチ」がありました。
つまり、一番感じたのは、福祉とカウンセリングの境界がますます混沌としてきているということです。新しい課題の解決を求めていくとき、私たちは何を追求していかなければならないのでしょうか。

福祉とは何か。福祉学とは何か。福祉学は他の領域が生み出してしまった負の関係を、人びとの関係の中でのニーズととらえ、そのニーズを社会化して、社会で問題を解決していく方法を探究する学問かも。とすれば、福祉学の学際的な位置とは。あるいは福祉学の盛衰をいかに判断していくのか。学問間の「橋渡し」という位置づけも、この学問の特徴なのかもしれない。これが今回の私の気づきです。

さて、翌日は佐賀県社会福祉士会を訪問しました。
saga (3).JPG 会館前にて事務局長とともに
佐賀県社会福祉士会は、早くからNPO法人→一般社団法人→公益社団と公益性を高める活動に取組み、今や全国一の事務局体制を誇る先駆的職能団体です。
saga.JPG  事務局の皆さん
自社ビルをもち、2階には100名を超す研修会が開催できるフリースペース、そして10数台を留められる駐車場があります。
何と言っても、その実践力が抜群です。
「やはり社会福祉士は人びとの権利擁護を推進する専門職だね。」という見解で、田代事務局長と一致しました。

今回の調査研究の最後に、長崎ウエスレヤン大学の金先生を訪問しました。
金先生は「中国におけるソーシャルワーク教育の現状と課題」などを執筆され、中国語出身で、たいへん中国事情に詳しい先生です。私たちの研究テーマである「アジア系留学生へのソーシャルワーク教育のあり方研究」に、次年度から参加して頂けることになりました。