宮嶋研究室
 

研究紹介

文化の尊重=長期収容型施設の廃止

 2015年3月6日(金)の午後、CHCHのコミュニティセンターの会議室をお借りし、子どもの長期収容型施設の廃止に尽力された "Mike Doolan"氏にインタビューを行いました。マイク氏は現在、現職を引退されていますが、ソーシャルワーク・コンサルタントとして活動されています。
 201503 dis.JPG マイク氏と
 ニュージーランドでは、1985年に25施設で1000名程の子どもたちが長期間収容されていましたが、2015年現在、6施設で160名程度のみとなり、しかも3ヶ月を収容上限としています。具体的な種別を見ると3つの施設が「非行」を、そして残りが「治療」をターゲットとしています。日本のように「虐待」される子どもの保護を目的としたような施設はないのです。
 長期収容型施設を廃止していく出発点は「マオリの文化の尊重」であり、収容施設の子どもの7割以上が「マオリ族」であったこと、そして「世界の潮流」が「収容からホスター(里親)へ」であったからだといわれました。そして「マオリの文化の尊重」から生まれた支援方法が、日本でも紹介されている「ファミリー・グループ・カンファレンス」だということでした。
 詳細な報告は、別の機会とします。