宮嶋研究室
 

研究紹介

岐阜で全国研修会、スクールソーシャルワーク

 20131026日(土)~ 27(日)の2間にわたり、岐阜県多治見市にある生涯学習センター・図書館において、私が理事を務める特定非営利活動法人日本スクールソーシャルワーク協会(http://www.sswaj.org)主催後援として 岐阜県教育委員会、多治見市、岐阜県社会福祉士会)の秋季全国研修会が開催されました。

2013 SSWaj 1.JPG 挨拶する長会長
 この研修会のテーマは、「子どもの権利擁護施策とスクールソーシャルワーク-
子どもの声をエビデンスに、私たちができること-」であり、研究者・実践者・当事者が約50名集まりました。具体的には、次の4つのことをテーマとし、「子どもの最善の利益」のために私たちにできることを考えあいました。

1.「子どもの権利擁護施策の全国的動向」

子どもの権利擁護条例を制定している地域の取り組みについて、全国の動向を踏まえて、到達点と展望をお話いただく。子どもの貧困対策法の地域での運用についてもふれてもらう。

2.「市町村の子どもの権利擁護施策の具体例」

長野県・松本市や多治見市を例にとり、具体的な取り組みを紹介してもらい、子どもの権利擁護のためのアイディアを共有する。

3.「子どもの声は、権利擁護施策に届いているのか」

共有したアイディアを、子どもの参画の視点から点検し、子どもを主体とした取り組みを、広く地域に普及していくための、地域の力を考える。

4.「これから私たちは、何をどのように捉え、実践していくのか」

子どもの権利擁護をすすめる地域力(ソーシャル・キャピタル)の一つとしての、スクールソーシャルワークについて意見交換する。

上記の1については、

 講演「子どもの権利擁護施策の全国的動向」
 
講師:喜多 明人さん(早稲田大学)

2013 SSWa0j 2.JPG 講演される喜多先生

2について

シンポジウム「市町村の子どもの権利擁護施策の具体例」
 
シンポジスト1:丹羽 純子さん(多治見市くらし人権課)
 シンポジスト2:香西 崇さん (松本市役所)
 シンポジスト3:内田宏明さん (長野県子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会委員)
 
コーディネーター :内田宏明さん(日本社会事業大学)

2013 SSWaj 3.JPG シンポジウムの様子
3について

事例討議「子どもの声は、権利擁護施策に届いているのか」
 パネリスト1:内田宏明さん(日本社会事業大学)
 パネリスト2:丸山 綾さん(多治見市スクールソーシャルワーカー)
 パネリスト3:武笠正治さん(多治見市コミュニティスクール委員)
 コメンテーター :樋下田邦子さん(岐阜経済大学)

2013 SSWaj 5.JPG パネラーの皆さん
4について

 グループ討議「これから私たちは、何をどのように捉え、実践していくのか」

2013 SSWaj 6.JPG  2013 SSWaj 7.JPG グループ討議とまとめの発表
最後に地元を代表して、岐阜県においてスクールソーシャルワークのネットワークを広げ、実践を深めていきたいと宣言し、2日間の研修会を終了しました。
 
2013 SSWaj 4.JPG 司会・進行役を担う
 台風の接近を心配しましたが、ほぼ影響なく無事に終了できました。
 子どもたちの未来を守る取り組みは、ここからリ・スタートです。全国とつながっているこの活動に興味・関心を抱いていただければと存じます。