宮嶋研究室
 

研究紹介

国際シンポをコーディネート

 2012121日~2日にかけて開催された第13回人間福祉学会の第2日:14:1016:30に国際シンポジウム「アジアのソーシャルワーク教育を展望する-学部卒業時におけるソーシャルワーク実践力を射程に-(The future of the education of the social work in Asia- How to achieve the ability to work as a social worker at the time of graduation -)」を開催しました。

 私はこの国際シンポジウムでコーディネーターを務めました。

ningen-2012-.JPG 趣旨説明

シンポジストは次の方々です。

ningen-2012- (1).JPG 李 栖瑛先生(ソウルサイバー大学:韓国)

 
ningen-2012- (2).JPG 
エレン・ランゾ・オチャロン先生(ミンダナオ国際大学:フィリピン)

ningen-2012- (3).JPG 趙 記輝(山東女子学院大学:中国)

ningen-2012- (4).JPG 金 文華(長崎ウエスレヤン大学)

 

シンポジウムの趣旨は、次のとおりとしました。

ここでは、中国・韓国・フィリピン・日本のソーシャルワーク高等教育にかかる歴史と枠組みの現状を確認し、時代の要請に即したソーシャルワーク実践力の向上のための、ソーシャルワーク教育のあり方を展望する。

20127月、国際ソーシャルワーク関連3団体はスウェーデン・ストックホルムにおいて国際会議を開催し、国際通用性のある「ソーシャルワークの定義」の改正を予定している。一方、国際ソーシャルワーク関連団体の傘下にある、アジア・太平洋地域会議においても同「ソーシャルワークの定義」を咀嚼し、「アジア型ソーシャルワークの定義」の制定が模索され、新しく「グローカルな定義」が規定される可能性がある。

 このような改正に伴い、今後の各国のソーシャルワーク教育は、倫理・価値・哲学・実践方法などベーシックなベースで何らかの影響を受けることになる。例えば、日本を例にとれば、社会福祉士及び精神保健福祉士の養成課程における科目群における「科目のねらい」や「学ばせるべき内容」に改正が加えられる可能性が高い。

そこで本シンポジウムでは、シンポジストから自国におけるソーシャルワーク教育の歴史と枠組みにかかる現状を報告いただき、各国の共通点・相違点を吟味し、アジアのソーシャルワーク教育の特徴を探求していく。そして、今後求められるアジアのソーシャルワーク教育の達成目標、すなわち、学部卒業時におけるソーシャルワーク実践力を担保する教育のあり方の要を抽出することをめざす。これにより、アジア諸国で円滑に効果的にソーシャルワークを展開できる力量を、各国の学生に習得させるための、ソーシャルワーク教育の在り方を展望する。

 

コーディネーターとしての私の発題は、 ninge-pp.ppt のとおりです。

 

シンポジウムの終了後、三上大会長より登壇した全員に学会より感謝状が送られました。

ningen-2012- (5).JPG 

 アジアのソーシャルワーク教育に関する研究は、未だスタートラインに着いたばかりです。

 新しいソーシャルワークの定義が、地域ごとで確立されていこうとしている今だからこそ、考えなければならない過大だと考えています。
ningen-2012- (6).JPG 学会理事長、大会長、通訳、登壇者で