宮嶋研究室
 

研究紹介

NZで被災した日本人会の今を論文に

ご存知のとおり、ニュージーランドも地震国です。2011年のクライストチャーチの大地震では、日本人の28名が亡くなっています。
その後、多くの努力により物理的心理的社会的復興が進められています。その一環として、私は現地の日本人会の活動に着目しました。
日本社会福祉学会中部部会の研究誌『中部社会福祉学研究』第4号(2013年3月に論文を掲載しましたので紹介します。
201303chubug.pdf
 私の論文の要旨は、次のとおりです。
 本研究では、被災地邦人が被災後をどのように生き抜こうとしているのかを、日本人会の代表者にインタビュー聴取の方法を用いて調査した。

本研究の目的は、被災地邦人のWell-beingに欠かせない諸要件を明らかにし、日本人会の役割を明確にすることであり、その役割を理論的に説明することである。

その結果、被災地邦人組織の代表者は、災害後の日常生活場面において、会員並びに会員外の日本人のwell-beingに向けて、「公益」と性格づけすることができる、新たな役割を発揮しようとする認識を高めていることが明らかになった。