宮嶋研究室
 

研究紹介

こんな本書いています(13)

 私たちは、岐阜県の地域福祉に関わる実践家や中部学院大学で地域福祉・地域政策にかかわる教員を中心に、岐阜の地域福祉実践・研究ネットワークを組織し、「地域発」の実践理論の構築を目指して活動してきました。その成果を中央法規より出版しました。
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本書では、私たちの調査・分析・考察の結果から次のような提言をしています。

 ・これからのコミュニティは「田舎=共同体、都会=集合体」というドミナントな感覚を脱皮し、オルタナティブな着想を必要としている。

・「プロブレム(問題)」ではなく「ドリーム()」からコミュニティの構築をすすめる。

・「つぶやき」に相乗りするのは「面白い」し、予期せぬ「創発」が起き、「ドリーム」へ近づけるかもしれない。

・緩やかな絆を持った新しい地域社会とは、公共体(自治体を法人・組織とみて、皆で運営)であり、「生き物である」という捉え方をしていく必要がある。

・「生き物」を活き活きとさせるためには、ルールは限定的に決め、絆を強めたり弱めたり、生態学的志向を持つ地域社会(ソーシャル・キャピタルの豊かな社会)をめざす。

・「でかい箱物」を立てたら運営費等後で困るハイリスクとなるので、足りないものは周辺の市町村と共同で構想し、広域での対応を考える。

・「身の丈に合う」保健医療福祉の構築を皆で進めることで、皆が役割を持てることになる。するとその役割が人を輝かせる。

・行き詰ったら「助けて」が言える、巻き込み・巻き込まれコミュニティ力を高める。「助けて」は専門家もプロも皆が言えることがすばらしいという風土をめざす。

・専門家も必要だが、「専門家もどき」の力、機能を活用することも。

・顔を合わせられる「居場所」をあちこちに開き、お互い様意識の文化化をめざす。

・「地域≒生命体である」と認識する「地域生命学的アプローチ」を活用する。
是非、この意図や企図、論理を以下の注文書をご活用いただき、ご高覧下さい。

本書の概要と注文書はこちら⇒ 2016 a002.pdf