宮嶋研究室
 

研究室日記

福祉専門職は、ロボットと勝負できるのか?

2015年04月30日

2015年4月25日(土)大妻女子大学で「介護福祉・教育・実践研究会(代表:川廷宗之)」が開催されました。今回の研究会のテーマは「21世紀中葉の介護福祉・教育を考える~福祉レクリエーションの未来」でした。
話題は、「30年後に人間の仕事の3分の2が『ロボット』で可能になる」という報道を契機として、介護福祉労働は生き残れるのかに焦点が当てられていました。
修士課程を修了した介護系専門学校教員からの報告と、日本レクリエーション協会による「福祉レクリエーション・ワーカーの教育」に関するレクチャーがありました。
確かにスマホの方が人間よりも「上手にコミュニケーションとってくれるな」という呟きや、介護施設における「いつもの『風船バレー』」に疲弊しているという声が聞こえてきます。そういう中でビックデータを駆使し、人の「志向」と「思考」に働きかけるロボット(人工知能)は、次の次代を担う可能性があるのかもしれません。
そのように考えるとき、「これからの10年」における介護・福祉の専門職は「ロボットを使いこなす」プロとなる必要があるのではないか、ロボットの頭脳(コンピューター)に音声・画像・脳波等のデータを蓄積し、それを分析して、利用者のニーズを的確にアセスメントし、利用者グループをマネジメントする。そうした力量が求められているのではないでしょうか。
団塊の世代が後期高齢者になる頃、「風船バレー」(福祉レクリエーション)は生き残れるのでしょうか。